心理臨床科学コース

授業科目一覧
心理臨床科学コースのホームページ

心理臨床科学コースでは

 教育、医療、福祉、矯正など様々な場面において、心理臨床の専門家が必要と言われるようになってずいぶん経ちます。今、社会から求められているのは、ただの心理臨床の専門家ではなく、より専門性の高い、「本当に役に立つ」専門家です。

 本コースは、心理臨床という営みについて、脳・認知・身体・感性の4つの観点から科学的にアプローチします。そしてこれらを背景に、心の癒しに関わる多様な専門的技術を身につけることを目指します。単に臨床心理学にとどまらない、懐深い人間理解の視点を培うことで、現場で本当に役立つ臨床心理士や音楽療法士の基礎を築くとともに、教員を含めた幅広いニーズに応えうる社会人の養成を行います。


コースが求める学生像と入学者選抜方法

 まずは,上記の様な目的を達成したいという強い意欲を持った人材を求めています。こうした人材になるためには,他者とのコミュニケーションに不可欠な共感性や社会性といった能力が求められます。他者を受け容れる一方で,冷静に問題を把握したり分析する論理性や判断力も必要となります。そして何より,こうした能力を自ら磨いていこうという向上心や前向きさが求められます。本コースの入試は,これらの能力を総合的に判断する事を念頭に設定されています。

 具体的には,個別試験においては学科試験ではなく,小論文や面接を重視し、学力だけでは測れないその人本来の能力を見極める入試を行います。小論文は、前期はいわゆる人文系小論文、後期は社会科学系小論文となっており、それぞれに異なる対策が必要となっています。

 また、前期よりも後期ではセンター入試の比率が低くなっており、万が一センター入試で失敗したとしても、挽回のチャンスがあります。

 前期には、特に将来音楽療法のプロを目指す受験生向けに、音楽の能力を活かした入試も用意しています。また後期入試では、「自己表現入試」という新しいスタイルの入試も行っています。これは、「自分の好きなことを相手にも好きになってもらえるように伝える」能力を見ることを目的としています。


免許や資格について

 本コースは、教員免許を取らなくても卒業ができますが、希望者は取得可能です。また、所定の科目を履修することで、認定心理士、健康心理士などの資格が得られます。

 最も就職に結びつきやすい資格としては、(財)日本臨床心理士資格認定協会発行の「臨床心理士」資格ですが、これは、大学4 年を卒業後、さらに指定された大学院に2 年間通うことで受験資格が得られます。そうした大学院を受けるための基礎教育が本コースで受けられます。

 また、日本音楽療法学会発行の音楽療法士の受験資格は、大学4 年間で所定の単位を履修後、3 年間の現場実習を経ることで取得可能です。

 卒業生の進路として一番多いのは、臨床心理士を取得してスクールカウンセラーや病院の心理士となることを目指した、大学院への進学です。また、教員になる人もいます。それ以外にも、公務員(教育相談所、児童相談所、家庭裁判所など)、一般企業(特に人事や営業の仕事など)など、心理の視点や能力は幅広い分野で必要とされています。


コースを担当する教員


専任教員

協力教員